企業や事業所が多く取引先獲得に有利
- ※1出典:Fortune Global 500(2017)
- ※2出典:東京都産業労働局「東京都の産業と雇用就業2020」
東京都内には資本金10億円以上の大企業約3,000社が集積し、Fortune Global 500〈※1〉に掲載されている企業の本社数では世界トップクラスに。また、多様な産業が展開する東京は、事業所数が約62万ヵ所(全国比約11.6%)〈※2〉、従業員数が約800万人(全国比13.6%)〈※2〉と、いずれも圧倒的に全国1位となっており、取引先獲得を目指す中小企業にとって大きなビジネスチャンスが広がっています。
東京の産業力の源泉は中小企業
- ※出典:東京都産業労働局「企業規模別企業等数構成比(2014年)」
東京都に所在する企業(約45万1000社)のうち、約99%(約44万7000社)を中⼩企業が占めており、まさに、中⼩企業は東京の産業⼒の源泉であると⾔えます。中⼩企業が数多く集積している東京都では、経営相談や助成⾦など、中⼩企業に向けた各種⽀援制度が充実しています。都内中⼩企業に対する総合的な経営⽀援機関である「公益財団法⼈東京都中⼩企業振興公社」では、中⼩企業の経営安定と発展のため、幅広いネットワークを活⽤しながら、東京都における総合的かつ中核的な中⼩企業⽀援機関として、地域経済の振興に寄与しています。
若い人材の発掘に大きな可能性
- ※出典:令和3年度文部科学省学校調査
日本の大学数は約800校、学生数は約292万人で、うち約18%が東京の大学、約26%が東京の学生数となります。また、近隣県からの流入人口は1日約290万人(うち学生33万人)といわれています。人口の減少により学生の採用難易度は年々高くなっていますが、東京に拠点を構えることで、首都圏の学生を採用するチャンスが生まれます。
中小企業の人材確保を支援
- ※出典:東京都産業労働局「東京の産業と雇用就業2021」資料編
企業における⼈材の確保・育成・定着等は喫緊の課題です。東京都では、都内の中⼩企業が抱える⼈材活⽤や雇用に関する課題を解決するための様々な⽀援策を展開。雇用・就業⽀援事業を実施している公益財団法⼈東京しごと財団では、若者をはじめとする、あらゆる対象に向けた就業⽀援を⾏うとともに、中⼩企業への⼈材マッチング⽀援と雇用環境整備を推進しています。
3環状線を中心に発達した道路交通網
- ※出典:国土交通省関東地方整備局webサイト調べ
東京の道路交通網は、「圏央道(首都圏中央連絡自動車道)」「外環道(東京外かく環状道路)」「中央環状線(首都高速中央環状線)」を中心に、3環状9放射の道路交通ネットワークによって構成されています。3環状線を整備することで、都心に用のない通過交通の迂回が促進され、都心の渋滞解消を緩和できるように設計されました。都市再生プロジェクトに位置付けられた「3環状線の整備」による新たな道路の開通は現在も着々と進んでおり、移動時間・輸送時間の短縮・定時性の確保等、企業活動の活発化や物流等の生産性向上において、今後ますます寄与していくと期待されています。